学位:実際に修了した課程を起点にする
「カナダの学歴との同等性」を調べる前に、学位の正確な名称、修了した就学年数、履修科目、取得成績を記録してください。次に、これらの要素を各課程の条件と照らし合わせます。学位のレベルは出願書類の一要素にすぎません。
University of Albertaは、学部課程への出願について、6か国の教育制度に対応する書類をそれぞれ示しています。
| 学校教育を受けた国 | Albertaが示す書類の例 |
|---|---|
| ロシア | Attestat、成績証明書、統一国家試験の結果 |
| カザフスタン | Attestat、成績証明書、UNTの結果。UNTを受験していない場合、一部の学校成績が考慮されることがあります |
| キルギス | Attestatおよび成績証明書 |
| ウズベキスタン | 高等中等教育修了証明書および成績証明書 |
| タジキスタン | Attestatおよび最終成績の証明書 |
| トルクメニスタン | 認定教育機関での大学1年次の成績 |
この表はAlberta固有の案内であり、全国共通の規則でも、入学を保証するものでもありません。課程の必修科目や、あなたの学歴に該当する書類も確認してください。
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他の教育機関では、就学年数の扱いが異なる場合があります。ロシアについて、Université Lavalは学部課程のルートとして、大学進学前の11年間の教育に続いて高等教育を2年間受ける課程と、大学進学前の教育が13年間の課程を示しています。これらの目安を他国やケベック州のすべての大学に当てはめないでください。
修士課程について、University of Waterlooは、カザフスタンおよびウズベキスタンの場合、特に4年間のBakalavrを挙げています。同大学の表には成績基準やその他の要件も記載されています。学位の名称だけで入学が保証されるわけではありません。
書類と翻訳:提出先ごとにリストを作成する
卒業証書、成績証明書、該当する試験結果を集めましょう。まだ在学中の場合、各大学に暫定的な書類として何を受け付けるかを確認し、その後、正式な書類をどのように提出するかも尋ねてください。
次に、大学、カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)、そして留学先がケベック州の場合はケベック州当局に提出する書類を、それぞれ別のリストにまとめます。翻訳要件は提出先によって異なることがあります。
連邦政府への申請では、英語でもフランス語でもない書類に、要件を満たす翻訳を添付する必要があります。カナダで認定された翻訳者以外が翻訳する場合、IRCCのガイドでは翻訳者による宣誓供述書も求めています。申請者本人およびその家族は、自分たちの書類を翻訳できません。
ケベック州の留学向け一時滞在選考については、州の要件と該当するチェックリストを別途確認してください。翻訳を依頼する前に、各提出先の指示を比べましょう。
フランス語または英語:試験を受ける前に必要な証明を選ぶ
適切な語学試験は、教育機関、課程、免除の有無によって異なります。試験を予約する前に、試験の種類、必要な技能別スコア、有効期間、認められるその他の証明を確認してください。
学部課程では、McGill Universityは、例えばIELTS Academicで6.5以上、かつ各技能で6.0以上を基準として示しています。これはMcGillの基準であり、カナダ全体に適用される一般規則ではありません。
Université Lavalでは、2年以内に取得した一部のDELFまたはTEFの結果が、作文の試験を含む場合に認められることがあります。同大学はTCFも評価方法の1つとして挙げています。希望する課程の必要レベルと、あなたの学歴に適用される条件を確認してください。
大学と課程:比較表を作る
StudyCanadaの大学紹介のうち、出発点として利用できるのは、University of Alberta、Université Laval、McGill Universityの3校です。これらはランキングでも、各課程の現在の条件を確認したものでもありません。
関心のある課程ごとに、次の項目を記したシートを作成してください。
- 求められる学位と就学年数
- 必修科目と求められる成績
- 授業言語と認められる証明
- 書類、提出方法、締切
- 費用と資金調達の可能性
これらの情報は教育機関に直接確認してください。そのうえで、入学日程と滞在手続きの日程を比較しましょう。大学からの入学許可は、就学許可を意味するものではありません。
入学、証明書、許可証:手続きを分けて考える
指定教育機関からの入学許可書は、通常、就学許可申請の中心的な書類です。ただし、教育機関と移民当局はそれぞれ別に判断します。
連邦政府への申請には、免除に該当する場合を除き、州または準州の証明書(PALまたはTAL)が通常必要です。2026年1月1日以降、指定公立教育機関の修士課程または博士課程に進む場合など、特定のケースが免除の対象となります。この免除がすべての大学院課程に自動的に適用されるわけではありません。
ケベック州では、留学向け一時滞在選考と、ケベック州受入証明書(CAQ)に関する要件を別途確認してください。該当するケースでは、CAQの発行証明がPALの代わりになることがあります。PALの連邦免除によって、州のCAQ要件が自動的になくなるわけではありません。
生体認証とパスポート:渡航手配は別に計画する
IRCCから生体情報の提出を求められた場合は、指示書に従って対面での採取を予約してください。予約は無料です。指示書や有効なパスポートなど、指定された書類を持参してください。
公式の一覧には、アルマトイ、アスタナ、ビシュケク、ドゥシャンベなどのセンターが掲載されています。渡航前に、利用できるサービスと予約状況を確認してください。別の国での採取を検討する場合は、その国の入国条件も確認しましょう。センターがあるからといって、そこへ渡航できるとは限りません。
ロシアから申請する場合は、生体情報の採取とパスポートの提出を区別してください。2026年1月28日以降、ロシア国内のセンターではパスポートや書類を受け付けていません。IRCCからパスポートの提出を求められた場合は、書類を受け付けるロシア国外のセンターを選ぶよう案内されています。一方、生体情報の採取先一覧にはロシア国内の場所も掲載されています。予約する前に、現在提供されているサービスを確認してください。
資金証明:留学先に対応する基準を使う
以下の金額は、単身者を対象としたものです。行政手続き上の目安であり、留学計画の総費用ではありません。
| 留学先 | 年間金額 | 適用開始日と別途必要な費用 |
|---|---|---|
| ケベック州以外の州および準州 | 生活費として23,448 CAD | 2026年9月1日以降の申請に適用。授業料と交通費は別途必要 |
| ケベック州 | 基本的な生活必需費として24,617 CAD | 2026年1月1日以降の申請に適用。授業料と国際交通費は別途必要 |
それぞれの金額に含まれる費目は完全には同じではありません。ケベック州の基本的な生活必需費には、渡航後の初期費用や医療・入院保険などが含まれます。また、金額は申請者数によっても変わります。申請内容と提出日に適用される基準を確認してください。
IRCCは、カナダでの就労を当てにせずに必要な資金があることを証明するよう求めています。1年を超える課程の場合は、2年目以降の資金をどのように賄うかも説明する必要があります。各資金源に適切な証明書類を添え、取得を検討している奨学金と、すでに支給が決定した支援を区別してください。
ロシアから申請する場合は、教育機関および関係する金融機関に支払い方法も確認してください。カナダの制裁には金融取引の制限が含まれていますが、その存在だけを根拠に、個別の送金が許可されるとも不可能だとも結論づけることはできません。
手続き期間と費用:2つのスケジュールを作る
大学への出願締切と、就学許可申請の審査期間は分けて考えましょう。最新の目安を調べるには、申請の種類と該当する申請地を選んで、IRCCの公式審査期間ツールを確認してください。表示される期間は変動し、入学時期までの許可を保証するものではありません。
大学の締切日から逆算し、成績証明書、翻訳、必要に応じた語学試験、出願に必要な時間を見込んでください。続けて、大学からの回答、該当する証明書、連邦政府への申請、生体情報の提出、必要な場合はパスポートの提出を予定に加えます。移動にかかる時間や追加書類の要請に備え、余裕を持たせましょう。
確認時点で、連邦政府の手数料は、就学許可に150 CAD、生体情報の提出が必要で有料の場合は個人の生体認証に85 CADでした。入学手続き、翻訳、試験、渡航、州の手続きなど、関連するその他の費用も別途見積もってください。
奨学金:可能性と確定済みの資金援助を区別する
カザフスタンでは、応募区分に応じてBolashak制度を検討できます。2026年以降、承認リストに記載された国際大会の一部で受賞または入賞した人を対象に、学部課程の特別区分が設けられています。応募年度と留学計画の条件を確認してください。この区分は、すべての応募者が利用できるものではありません。
ウズベキスタンについては、2026年5月にEl-yurt umidi基金の選考試験が実施されたことが政府のニュースで確認できます。ただし、現在募集が行われていることや、特定のカナダの課程が対象であることを示すものではありません。
カナダ側では、McGill Universityが留学生向けの資金援助の選択肢を案内しており、それぞれに独自の条件があります。一方、確認した2026-2027年度のStudy in Canada Scholarshipsの対象者リストには、このガイドで扱う6か国のいずれの市民権も含まれていません。募集はすでに締め切られていました。また、対象国または地域の教育機関に全日制で在籍していることも条件の1つでした。6か国のいずれかに居住していることだけでは市民権は判断されず、次回以降の募集条件は変更される可能性があります。
各支援について、対象となる就学段階、教育機関、対象費用、締切を確認してください。応募しても、採用や全額支援が保証されるわけではありません。


